4月末、某所にて静岡県に、お茶を淹れる時に使う茶葉の量を表した名前のカフェが在ると話題になり、ネットで検索してみました。その名は「san grams green tea & garden cafe」。5月になれば新茶の出回る季節と云う事で、さっそく相方と出掛けて来ました。
そのカフェが在る菊川市は、静岡県内で最も茶生産の 盛んな「牧之原台地」の中心地です。この地で創業百余年の歴史を持つ お茶メーカー「丸松製茶場」が、240坪の庭を併設し、お茶の淹れ方や味わい方も学べる体験型店舗として平成27年4月29日に開業させたお茶専門カフェ。菊川駅から徒歩3分の場所に在り、白を基調にした建物は正面に茶碗の中でたゆたう茶柱をイメージしたと云う木の枝が空間を浮遊していて、シンプルで和モダンな空間を演出していて、駐車場から店内を覘くと奥の庭まで見えて開放感に満ち溢れています。
最初はガーデンスペースを選んだのですが、この時丁度雨が降り出してきて肌寒く感じ、店内のカフェスペースに移動しました。
私がお願いしたのは、この店一番人気の深蒸し茶の「菊翠」と西尾市の抹茶を使った「抹茶のレアチーズケーキ、相方はかぶせ茶の「ピュアグリーン」とお店一押しの抹茶のガトーショコラです。スイーッは店内で作っているので、どれも数量限定との事でした。
ネット情報で一番気になっていた「お茶受けの盛り合わせ」は既に売り切れていて残念でした。
一煎目はスタッフの方が急須を使って目の前でサーブしてくれます。その時に茶葉の量、お湯の温度や量、正しい抽出時間などお茶の淹れ方についても丁寧に説明してくれます。
詳細についてはここでは省略しますが、重要なポイントを1つ『茶葉の量は、一人分70mlに対して3gが適量』実はこれ、お店の名前もここから来ていますが、これとは別に『san(3) g』には、お茶の葉の緑のgreen、お庭のgarden、そしてgourmetと、3つの g の意味も込められているとスタッフさんから伺いました。最近ではペットボトルのお茶が主流となっていますが、急須で抽出したお茶にしか出せない旨味やコクと美味しいスイーッのコラボを体験しに、一度出掛けてみませんか?
因みに和モダンな建物は第8回静岡県景観賞において、民間施設部門で優秀賞を受賞しているようです。

静岡県菊川市堀之内1-1
10:00〜18:00
0537-36-1201
火曜日休み
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2016.05.06現在
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